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コイン チェック 取引 所 ネムk8 カジノ 1.はじめに

スロット 板 ラッシュ バグ百科事典では、筆者が気になったバグを紹介し、読者の皆さまに「バグの早期発見」と「バグの未然防止」に役立てていただくものです。

 少しずつ、バグの知識が深まってきたでしょうか。今回は、誰もが経験するコーディングのバグを取り上げます。

⇒連載「山浦恒央の“くみこみ”な話」バックナンバー

2.コーディングフェーズのバグループ※写真はイメージです

 ソフトウェア開発業務で最も楽しい作業が、コーディングフェーズでしょう。一般の人々は、プログラム開発=コーディングとの認識があるようですが、ソフトウェア開発の一つのフェーズにすぎません。このフェーズでは、仕様や設計を基にしてプログラムを記述します。

 楽しい作業の中にも苦しみは存在します。特に、コンピュータは、人間が指示した通りにしか動作しませんので、自分の思い通りのプログラムを書くことは簡単ではありません。例えば、ループ処理を考えてみましょう。人間であれば、何回も同じ作業を続けていると、「もうやりたくない」「もう十分作業したよね」と思いますが、コンピュータは違います。コンピュータは、とにかく言われた通りに、電源がOFFになるまで作業を続けるのです。

 コーディングフェーズのバグは、連載第135回「ソフトウェア技術者のためのバグ百科事典(14)地獄の作業と化すコーディングのバグ」で取り上げ、その際、下記のバグを紹介しました。

ソフトウェア技術者のためのバグ百科事典(14)地獄の作業と化すコーディングのバグ

変数の未初期化似た名前の変数を間違える関数の使用方法を間違える意図しないキャストが発生する

 上記は、常連のコーディングのバグです。一見、単純なバグと思いますが、プログラムを結合して、システム全体の挙動を見ると、非常に不可解な動作をします。よって、この単純バグにも目を向けることは大切です。

 今回は、上記以外のコーディングのバグについて、「よくあるコーディングのバグ(その2)」として紹介します。なお、説明はC言語をベースにしています。

3.よくあるコーディングのバグ(その2)

 よくあるコーディングのバグを以下に示します。

3.1 無限ループ

 プログラムを書くメリットは、同じ処理を繰り返し実行できることです。これをプログラミングでは、ループ処理と言いますね。ループ処理の典型的なバグの一つが、「無限ループ」です。例えば、「ループ内でbreakを書き忘れる」「条件分岐の関係上、ループから抜け出せない」などがあります(リスト1)。

//無限ループwhile (1){//ここから抜けられない//処理}リスト1 無限ループの例(一部抜粋)

 リスト1は、無限ループの例です。無限ループで注意することは、ループを抜ける処理の記述を忘れないことです。この処理が抜けていると、強制終了しない限り、プログラムは終了しません。

3.2 switch文のbreak抜け

 プログラムの流れを制御するには、条件分岐が最適です。条件分岐を行う構文の一つが、switch文です。switch文では、switchとcaseをセットで書き、条件に対応した処理を記述します。多くの条件を順々に書けるのがメリットですが、ループを抜けるbreak文を書き忘れると、意図した動作をしません(リスト2)。

#include <stdio.h>int main(){int a = 1;switch (a) {case 1:printf("case 1:を実行する");//break文が抜けているcase 2:printf("case 2:を実行する");break;}return 0;}リスト2 break抜けの例(一部抜粋)

 リスト2は、switch文の例です。switch文では、入力した値に合致する条件文を実行します。この場合、a = 1の場合は、「case 1:」、a = 2の場合は、「case 2:」を実行しますね※1)。

 今回の例では、「case 1:」の処理にbreak文が入っていません。break文とはループから抜ける処理ですから、この例題では「case 1:」「case 2:」のどちらも実行することになります。

※1)defaultは、説明の便宜上、省略しています。ちなみに、defaultの書き忘れも単純バグの一つでしょう。

3.3 代入の記述ミス

 プログラムを記述するのは人間ですから、記述ミスが起きます。誰しも経験する代表例の一つが、「if(a == 1)」を「if(a = 1)」と書くことですが、他にもリスト3のような例があります。

#include <stdio.h>int main() {int a = 0;a == 1;if (a == 1) {printf("この行を実行しない\n");}return 0;}リスト3 記述ミスの例

 これは、変数aに1を代入し、if以下を実行するプログラムです。一見、よさそうに見えますが、「a = 1;」と書くべきところに、「a == 1;」と書いてしまっています。この場合、変数aは0のままで、if文以下を実行できません。

3.4 領域外を書き換える

 配列を扱うプログラムでやりがちなのは、宣言した配列の領域外にアクセスしたり、その中身を書き換えたりすることです(リスト4)。

#include <stdio.h>int main(){int i;int data[5];for (i = 0; i <= 5; ++i) {data[i] = i;}return 0;}リスト4 領域外書き換えの例題

 リスト4では、配列data[5]と宣言して、ループ内で、変数iの値を代入しています。配列は、0から数えますので、使えるのはdata[4]までです。例題では、ループ変数iを0~5まで繰り返しており、宣言していない変数data[5]に値を代入していますね。結果として、領域外を書き換えてしまいます。

 この例では不可解な事象は起きませんが、領域外を書き換えると、プログラムの停止や、意図しない動作を引き起こします。注意してください。

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